今年もお盆は帰省や旅行が出来ませんでしたね。お盆から雨が続いて災害が発生していて大丈夫なのかと心配になりますね。
雨が落ち着いて暑さがぶり返してくると海や川に行く人が出てくると思いますが、お子さんがおられる家庭で気をつけてもらいたいのは、子どもは溺れる時には静かに溺れていることが多いと言うことです。
溺れている人のイメージは、「助けてー!」と叫んでいたり、水面から顔を出そうともがいていたり、手で水面をバシャバシャ叩いているものがあるかと思います。でも子どもたち、特に3歳以下の子どもたちは、叫んだり、息をするため水面から顔を出そうとしたり、バシャバシャさせたりせず、すーっと沈んで行くことが多いようです。これは夏の海や川でのことだけでなく、家庭内でも注意が必要です。3歳以下の子どもの溺水での死亡事例は、どこが多いと思いますか?答えは、家の中です。子どもの溺水での死亡事例の7割以上が家庭内と報告されており、そのほとんどが自宅の浴槽内です。何かあったらバシャバシャ音を立てるだろうからと油断してはいけません。何の異変もなく静かに沈んでしまう危険があるのですから。家庭内での溺水を予防する工夫として挙げられていることを書いて起きます。
1.子どもだけで入浴させない
2.親が身体を洗ったり頭を洗ったりする時は湯船から出す
3.入浴中に電話があっても出ない
4.残し湯をしない
子どもたちを守るため、出来ることはすぐに実践して下さい。