ニュースで10歳未満の子供に新型コロナウイルスの感染が確認されましたと聞くと、どんな症状で、どんな経過になるのだろうと疑問に思うだけでなく、すごく不安になりますね。感染が確認されたその後の経過も報道してもらえると不安も解消するかと思います。そこで、今回は北海道で感染が確認された4人の子供の経過が専門誌に報告されていましたので、みなさんにお知らせします。
まず兄弟の2人、小学校高学年のお兄ちゃんと、低学年の弟です。2人とも家族が新型コロナウイルス陽性だったため検査して陽性が判明したのですが、2人とも熱は最高で37.7℃で、少し咳があったけれども何も治療せず回復したとのことです。
3人目は4歳の男の子、鼻水と咳があり、39℃の熱が3日あったものの自然に解熱して、解熱した後に陽性が判明したようです。
4人目も4歳の男の子です。この子は39℃の熱が1週間近く続き、咳は少しだけだったようです。熱が続いている時も食欲はあったようで自宅で静養していたようです。その後、自然に解熱していますが、周囲の感染の状況から家族の希望で検査を受けて陽性が確認されたようです。
4人ともレントゲンでは肺炎像は確認されなかったようです。今のところ子供たちは肺炎まで進行していることはないようです。普通の風邪と新型コロナウイルスとの違いはあまりなかったようです。ですから、おうちの方は新型コロナウイルスにかからないようにすると言うよりも、普通の風邪にかからないように、風邪をこじらせないように、手洗い・うがいを励行して、しっかり食べて、しっかり休息を取りましょう。