今日から6月ですね。今月から、やっとプロ野球が開幕しますね。今年の展開はどうなるでしょうね。
ところでカープの背番号14と言えば、エースの大瀬良さんですが、一昔前の人間にとってのカープの背番号14は、やはり津田恒実さんですね。炎のストッパーと言われ抑え投手として活躍しましたが、脳腫瘍のため若くして亡くなった偉大な選手でした。
彼が山口県の南陽工業高校のエースとして初めて甲子園に出た時、試合前の投球練習の1球目は、なんと審判のはるか上を通ってバックネットに突き刺さるすごい球を投げました。緊張を取るためにわざと投げたようですが、強烈な印象を残しました。
社会人を経てプロ入りし活躍しましたが32歳の若さで脳腫瘍のため亡くなりました。没後7年ほどして「最後のストライク」と言う津田さんのドラマが放映されました。ドラマ自体も良かったのですが、最後に彼の息子で当時5歳の大毅くんが始球式で投げたのですが、その映像を見た時に、津田さんはこの姿を見たかっただろうなあ、無念だっただろうなあ、と思うと、涙がこみ上げて来て嗚咽するほどに泣いた覚えがあります。
来月20日は彼の命日です。若くして亡くなった彼に恥じない野球を今年もしてもらいたいですね。