妊娠中、妊娠前、授乳中のコロナワクチン

2021.07.02

コロナワクチンが始まった当初は、妊娠中のワクチンは控えるように言われていましたが、現在は妊娠中でもコロナワクチンは接種可能です。むしろ妊娠中にコロナに感染すると重症化する危険があるため、接種が推奨されています。もちろん母子の状態が良好である必要がありますから、産婦人科での許可が必要です。

妊娠を希望する人もワクチンは可能です。可能であれば妊娠する前に接種を終える方が良いとは言われています。

他には、授乳中の人のコロナワクチンですが、この場合も問題なく接種できます。コロナワクチンを接種しても、体内にウイルスが入り込むことはないので授乳も問題なく続けて大丈夫です。ただし発熱があった場合や、倦怠感があった場合に解熱鎮痛剤を内服した直後は、母乳の中に解熱剤の成分が入ってしまう可能性がありますから、解熱鎮痛剤を内服した直後の授乳は控えましょう。4時間くらい経過してから授乳してあげて下さい。