昨年も、この話題でブログを書きましたが、今回はどうでしょう。
インフルエンザは通常、冬に流行しますから、日本が夏の時に冬になっている南半球の国の状況を参考にします。昨年、一昨年と南半球では、インフルエンザは流行しませんでした。同じように日本もインフルエンザは流行しませんでした。では、今年、南半球はどうだったかと言うと、インフルエンザがかなり流行したようです。過去2年間、インフルエンザが流行しなかったと言うことは、インフルエンザに対する抵抗力が落ちていますし、そもそも3歳までの子どもたちはインフルエンザにかかったことがない訳ですから、抵抗力が落ちるどころではなく、抵抗力が、そもそもありません。
今度の冬に大流行するのかどうかは分かっていませんが、人の流れを抑制しなかった夏に新型コロナが大流行したのを考えると、人の流れを抑制しない冬にはインフルエンザが流行する可能性があります。子どもたちにとっては、インフルエンザは新型コロナよりも重症化する危険の高い病気です。新型コロナと違って治療薬はあるものの、大流行してしまうと、かなりの子どもたちが亡くなってしまうという不幸なケースが出てきます。
それに備えて出来る対策の1つとしてインフルエンザワクチンの接種があります。インフルエンザワクチンは感染そのものを予防する効果は40〜60%と言われていますが、ワクチンを接種していると感染したとしても軽症で済む可能性が高くなると言われています。今年も10月から接種を開始しますので希望のある人は予定して下さい。