子供達の話ばかりしていると、みなさんご自身がかかったらどうなるのだろうと心配になると思いますので、少しずつ分かってきた大人の新型コロナウイルス感染の注意点について書いてみます。
まず言えるのは熱が続いていなくても重症化する危険があると言うことです。重症化している人の中には、熱が出てもすぐに解熱している人や、熱が出なかった人もいます。以前に言われていたように37.5℃以上の熱が4日以上続くと言うのは当てはまらないこともあります。
もし重症化し、肺炎がひどいと息切れがしてくるので注意が必要です。咳が出てなくても肺炎を起こしていることもあります。重症化した新型コロナウイルスの肺炎は、酸素の取り込みが非常に悪化します。酸素を取り込めなくなってしまうため、酸素不足になって少し動いただけで息が切れてしまうと言う症状が出るのです。息切れが悪化して自分の呼吸では酸素を取り込めなくなってしまうと人工呼吸が必要になります。軽症の人はPCR検査の対象とならない場合が多いですが、今後、検査体制が整ってきたら軽症者でもPCR検査の対象となるかも知れません。軽症なうちに治療をすると言う体制となるかも知れませんが、今のところ軽症者は治療の対象となっていません。現時点では重症な人を早くPCR検査して、早く治療をする体制を整える必要があります。今はまず感染しないように家にいましょう。Stay home.