子どもたちへのコロナワクチン

2021.07.01

新型コロナウイルスのワクチン接種が進んできました。7月になり12歳から64歳までのすべての人に接種券が配布されます。接種券が配布された12歳からの子どもたちにワクチンを接種すべきかどうか悩みますね。今回は、子どもたちへワクチンを受けさせるべきかどうか参考になる話をしておきます。

現在まで、子どもたちが新型コロナウイルスに感染した事例の80%は家庭内感染と言われています。つまり子どもたちの感染は周りの大人から、うつされていることが多いので、周りの大人がワクチンを受けて感染しにくいようにすることで、子どもたちには伝染させなくて済む可能性が高いです。ただ中学生、高校生では生徒間で感染が伝染した事例もあります。大きな声を出す部活動や合宿生活などで感染が広まったケースも見られています。部活動で大会や練習試合など移動をすることが多い人は接種されたら良いかと思います。しかし、それ以外の人でも接種希望のある人は受けて良いと思いますし、ワクチンは強制ではないので、受けたくなければ受けなくても良いと思います。ただし若い人ほど副反応が多いとのデータがあります。特に2回目の接種の後は、発熱や倦怠感を訴える人が多いのは事実です。ただ有効性も高いので、副反応が出るデメリットよりも感染しにくくなるメリットの方が高いと言われています。

接種する場所は、文部科学省などが集団接種は好ましくないとコメントを出しましたが、この集団接種は学校単位での集団接種と考えられます。学校で集団接種をすると受けなかった人が差別的な偏見の眼で見られたり、いじめの対象となる危険があるからです。昨今の報道にあるようにワクチンの供給に不安定要素があるため、当院ではコロナワクチンの接種は行いません。スタッフが集団接種の会場の方に出向いて協力する予定です。コロナのワクチンを受けられない人は、ほとんどいません。当院にかかっている人で接種を受けられないとされる人はいませんので、接種の希望のある人は接種会場で受けましょう。