ある日の外来が終わって家に帰ろうとしていた時に、1本の電話がかかってきました。夜間小児診療所から。僕は医師会で夜間小児診療所の運営にあたる担当理事なので、何かあったのかと思って電話に出ると、
「先生、今日の夜間小児の診察の先生が来られなくて、連絡がつきません。」
これって、僕に代わりに診察に来て欲しいってことかな?
「僕が代わりに診察に行かないとダメですかねえ?」
「お願いします。」
「はい、じゃあ今から行きます。」
と言う事で、その日の夜は夜間小児で仕事をしてきました。到着したのが7時半で、患者さんには長い時間待ってもらいましたが、みなさん快く診察を受けて帰られました。幸い、胃腸炎が流行っている程度で、インフルエンザにかかったような子供さんもいなくて無事に診察が終わりました。
夜間小児診療所を運営、維持していくのって大変なんですよ。