自粛による子供達の心と体の変化

2020.06.21

ようやく自粛が解除されましたね。このところコロナばかり心配していたために良くないことが多くなってきています。コロナが心配でずっとマスクをしていて熱中症になって命の危険にさらされても良くないです。自粛、自粛で、コロナにはかからなかったとしても、景気の悪化のため仕事がなくなり生活が成り立たなくなって自殺をする人が増えてしまっては何のための感染予防か分からないと言う意見もあります。子供たちも長い休校期間が終わって、さあ学校が始まりますよと言われても、学校に行くための心と体の準備が出来ていない子が多いです。学校に行く時間になると頭や胸やお腹が痛くなる子が多いです。

このように家を出る時間になると頭・胸・腹部が痛くなる子でも、気持ちの問題だけではなく実際に体の具合が悪くなっていることもあります。頭が痛いと訴えていた子供の中には蓄膿症があった子がいました。胸が痛いと訴えていた子供の中には心臓に腫瘍が見つかった子がいました。お腹が痛いと訴える子には便秘になっている子が多いです。毎日、便が出ていても少しずつ残って便秘になってしまっている場合もあります。休校のため家にずっといると運動量が少ないため腸の動きが悪くなってしまい便秘がちになりやすいです。

保護者の方が朝に仕事に行く時に、子供達と一緒に家を出ようとすると、あちこちが痛いと言い出すとイライラしてしまいがちですが、なるべく子供達と向き合ってあげて下さい。本当にどこかが悪くて痛みを訴えているのかも知れません。

こういった子たちは長い自粛期間のための犠牲になっているようにも感じます。感染予防と日常の生活との両立が出来ると良いですね。