尾張のプリンス

2020.06.29

こう呼ばれて早10年が経ちました。今年は覚醒の雰囲気のある堂林翔太選手です。高校3年生の時に夏の甲子園で優勝しましたが、甲子園に試合を観に行った時に、スタンドで「尾張のプリンス」と、あちらこちらで言われていました。

その年のドラフト2位でカープに入団しました。ちなみにその年のドラフト1位は春の甲子園の優勝投手だった今村猛選手でした。カープは春と夏の甲子園の優勝投手を獲得したわけです。堂林選手の入団後は投手ではなく野手として活躍して欲しいとの願いを込めて、当時ニューヨークヤンキースの主砲だったアレックス・ロドリゲス選手と同じ背番号「13」を付けたのです。前監督の野村さんの秘蔵っ子だった堂林選手は、後に野村さんが現役の時に付けていた背番号「7」に変更となったのですが、個人的にはずっと「13」でいて欲しかったですねえ。

彼の座右の銘は「乗り越えた壁は、いつか自分を守る盾となる」だそうです。いい言葉ですねえ。入団して数年はエラーと三振ばかりでしたが、今年は例年と少し違っているように感じますね。今年こそは大きな壁を乗り越えて活躍して欲しいですね。