インフルエンザワクチンが新型コロナに効果?

2020.09.06

9月になっても暑い日が続いていますね。10月からはインフルエンザワクチンの接種を開始します。

生後6ヶ月から接種可能ですが、生後6ヶ月から1歳は効果が劣ると言われています。そのため福山市の補助も生後6ヶ月から1歳は対象外です。生後6ヶ月から1歳で接種を勧められるのは、冬場に保育所、託児所などで集団生活をする人、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいて、冬場に感染する危険が高い人です。今年は1歳から中学生まで福山市の補助があります。生後6ヶ月から小学生までは2回、中学生以上は1回、接種して下さい。

インフルエンザワクチンはインフルエンザにかからないように予防するワクチンではなく、かかった時に重症にならないように予防するワクチンと認識して下さい。ここで言う重症とは脳炎・脳症を起こしたり肺炎を起こしたりする場合を言います。ワクチンを接種していてもかかると39〜40℃の高熱は出ます。

最近の研究では、もしかしたらですが、インフルエンザワクチンは新型コロナにも良い効果を出すかも知れないというものがあります。アメリカの医師会雑誌の記事によると高齢者はインフルエンザワクチンを接種していた方が新型コロナによる死亡が減るというデータがあるらしいです。それから現在、冬が終わろうとしている南米ブラジルの研究では、インフルエンザワクチンを受けた人はインフルエンザだけでなく新型コロナによる重症化や死亡が少なかったというデータがあります。これはBCGワクチンが新型コロナに有効かも知れないと言う話と同様に、ワクチンを受けることによって免疫機能、ウイルスに対する抵抗力が強くなっているのかも知れません。

今年はインフルエンザと新型コロナと両方が流行する危険もあると言われていますので、なるべくインフルエンザワクチンを接種するようにして下さい。インフルエンザワクチンは、どこで受けても効果は同じなので、当院で受けられなくても耳鼻科などで受けても良いです。9月中旬頃には予約を開始しようと思っています。またホームページにも載せますから、時々、見ておいて下さい。