座高の測定と、ぎょう虫検査

2020.08.31

短い夏休みが終わって学校は二学期が始まりましたね。猛暑日が続いていて、学校は冷房があるとは言っても、換気のために窓を開けているのであまり涼しくないようです。熱中症や寒暖差アレルギーなどにも注意が必要です。

二学期には例年なら春に行われる内科、歯科、耳鼻科、眼科健診があります。4年ほど前から健診でしなくなったものがあるのですが、みなさんは何か分かりますか?それは座高の測定です。以前から座高は子供たちの身体発育の指標としては有用性がないと言われていました。それがやっと廃止されたのです。その代わりに身長・体重測定の結果から身長・体重曲線を作成し、発育に問題がないかどうかを見ることになっています。

それと、ぎょう虫検査もしなくなっています。衛生環境が良くなってきたため、ぎょう虫症の子が少なくなっています。そう言えばもう何年も、ぎょう虫の治療薬を処方してないです。しかし、ぎょう虫症のリスクはゼロではありません。たいていは手に付いたものが口から入ってきて感染するので、しっかりと手洗いをしましょう。