コロナのワクチン受けますか?

2021.02.16

もうすぐ医療従事者を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる予定です。その後、高齢者、基礎疾患を持つ人を対象に接種が進んで、それから一般の人たちが接種対象になると思われます。今回は16歳以上の人が対象で、中学生以下の子供達は接種の対象ではありません。

みなさんは接種対象となったらワクチンを受けますか?ワクチンは強制ではなく努力義務となっていますので、受けたくない人は受けなくても良いと思います。けれども、なるべく多くの人が接種を受けて、コロナに感染する人が減るようにして、今までの日常の生活を取り戻せたら良いですね。僕はコロナのワクチンは受けます。治験に参加しても良いと思っていたくらいなので、自分がまず受けて大丈夫だと確認しないと、他の人にも勧められません。

当院のスタッフも接種対象となった場合には、みんな接種をする予定です。スタッフの誰かが感染してしまうと診療が出来なくなってしまいますし、なにより来院してくれる子供達や保護者の方を守るために、医療者として出来ることはしていきたいと思っています。

ワクチンを受けるかどうかを決める判断基準は受けた時のメリットとデメリットを天秤に掛けてみることです。ワクチンを受けるメリットはコロナに感染しにくくなる、もし感染しても重症化しない可能性が高いということでしょう。デメリットは副反応が起きることが挙げられます。現時点での副反応として挙げられるのは、接種した部位の痛みや38℃前後の発熱、それとアナフィラキシーなどのアレルギー反応でしょう。

次回のブログではコロナのワクチンの副反応について書いてみます。